事業内容
レザー×技術 革製品をつくるノウハウを活かし、 日々ものづくりに向き合います。 人々に親しまれる 鞄や小物に携わるからこそ 丁寧な作業を心掛けています。
■製造工程
企画・提案・仕入れ
お客様からいただいたご要望をもとに、型紙のサンプルを作成し、その型をもとに試作品を製作します。お客様からのご要望に添える試作が完成し、了承をいただいた後、レザーやファスナー、金具、芯材などの部品発注を行います。この際に、型に沿ってレザーをプレス機で型抜きするためのタガネも必要に応じて発注します。
裁断
タガネを使用し、一つひとつ手作業でレザーを型抜きします。その際にレザーに傷がないか、隅々までチェックを行います。帆布などの布生地を裁断する場合は、専用のナイフを使用し、丁寧に裁断します。傷やほつれ、完成後の製品がより美しいものになるよう細心の注意を払いながら作業を行います。
下処理
レザーの厚みを調整する革漉き、漉いた部分を折り込んで成形する折り込み、コーナー部分などは菊折りして完成形のカタチに近づけていきます。ほつれやすいレザーの切断面(コバ)には染料を塗り、長く使い続けてもほつれ出ないよう補強を行います。非常に繊細な作業のため、下処理に多くの時間を費やすことも珍しくはありません。
仕上げ・点検
裁断したレザーや帆布、をミシンで繋ぎ合わせていきます。傷や跡がつかないように、注意を払いながら作業を行います。その後、レザーを磨いたり、ファスナーや金具、ボタンなどを取付けたら完成です。その後、製品に傷や不備がないかチェックします。チェックOKだった場合は、汚れをふき取り、梱包してお客様先へ出荷します。